響、大きな世界に向け新たなる道へ…!
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
響〜小説家になる方法〜

響、大きな世界に向け新たなる道へ…!
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
コメント
卒業式へと続く時の流れが美しい。
響が抗うものに、老いや変化は含まれていないのよな。
枯れた才能を持った大人とよく争いになってて、響との対比が秀逸。
変わってしまうものはあるけれど、自分が自分であることは変わらないというスタンスなので、未来に対してとても肯定的なんだよな。
あまり上手い終わり方とも思えないけど、まぁこんなものかな。
問題は次回作だけど、早期終了→講談社移籍になったりしないか不安。
悪漢小説?
絵のほうはちと稚拙な印象でもそのほうがこの破天荒な漫画の印象をよみやすくしているのかもしれない。
ここ数巻、題材とキャラだけで引っ張るのがかなりしんどくなってきてたから、そろそろ引き時だったと思います。
内容的には☆4つだけど、慰労の意味も込めてプラス1。
響きの描いた小説がどんな素晴らしい作品だったのか、もう少し深い描写が欲しいなと思ったけれど、なかなかそれは難しいかな。
響という人となり、いつも暴力で物事を解決しているように見えたけれど、不思議とそれが嫌じゃなかった。
高圧的にも同情的にも見えないのは作者の描き方が良かったからだと思う。
売られた喧嘩は買うし絶対負けない、殴られたら殴り返すし興味のないことは知ろうともしない。
同じようにはなかなか生きられないけれど、凛としていてかっこいいし、悪くないと思う。
真似は出来ないが、心の中に一人響を持っていたいと思う。
前巻まで読んだ時、もう明らかに「仕舞い」に掛かっているのが見え見えで、流石に破天荒の天才を描いた作品も、作者は天才ではないので、セオリー通りに終わるかなと思った。
で、セオリー通りに終わった。
マンガ大賞受賞作は、一応目を通そう。
ということで読み始めた最初の頃の作品なので、気にはなる。
「小説家になる方法」ではなく、「文芸畑に天才が現れた時には何が起きるか」という話。
冒頭文芸誌の編集者が「何か今までのセオリーをぶち壊すような作家が現れたらジリ貧の文芸誌の未来は変わるのに(例えば太宰治みたいな)」という意味のことを呟く。
「太宰治」には同意出来ないが、その言葉に期待して読みつないで来た。
しかし残念ながら普通の「天才系」マンガだった。
編集者の斜め上をいく話を描いたら面白いのでそのまま通したら映画化までして成功したという典型。
一度も、直木賞芥川賞同時受賞の作品の「文章そのもの」は出ないで終わった(←当たり前だわな)。
周りの大人の右往左往を比較的リアルに描いて、現代日本のマスコミが如何に青少年の個性を潰すのか、ということを見事に見せたということだけが、この作品の価値だと思う。
最後が一番つまんない。
だんだん喧嘩にも勝てなくなっても、変わらずのエゴイスト。
最初の勢いは良かったんだけどなぁ。
初めて漫画を読みましたが、すごく面白い作品でした。
日本の文芸界、出版業界や高校生活のことがよく分かりました。
また、日本人にとって高校時代が本当に中心的な役割を果たしていることを実感しました。
響自身がキャラクターとして面白いです。
彼女の行動力や乱暴な行為、ストレートな話し方の典型的な日本人のイメージとの対比を表していて笑えました。
何よりも彼女の「自分らしく生きる」というポリシーがモチベーションになります。
とてもおすすめな作品です。
絵は躍動感が無く、下手なのだが読みやすい。
小説家になる方法は提示されず、持って生まれた才能だけで、その才能がどこからきたのか、どのような小説なのかの説明が一切なかったが、さっくり読める良作ではある。
読んでた
響は途中までがすごい良かった
ワクワクした
小説書ける=作詞も、ってそんなにうまくいくかなあ。
イギリスでも響は響、なんでしょうね。
何があってもブレない姿は感じ取れましたが、最後の方は蹴り、暴力、ケンカのオンパレード。
収拾つかなくなって終わった感が否めないのは私だけ?
これで終わり?
すごく中途半端 打ち切り??
いやぁ、まさかのラストでした
映画をみて速攻買った日はそんなに遠くないのにもう終わりとは…。
最後までブレない響。
しかしマッチョおばさん漫画家鏑木紫、まさか響に負けないとは。
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
(Amazon紹介より)
決して己の信念を曲げず、自分がやりたいことや正しいと思うことを妨げる人間はぶん殴ってでも黙らせる…痛快です!
受け身で自分の考えがない自分にとって、とても憧れる人物像です。
側から見たら明らかな社会不適合者なので、お関わり合いにはなりたくないですが笑
周囲の意見を聞いたり合わせたり、気を遣ったりするのはとても素晴らしいことだと思いますが、それらに囚われない自分自身の正直な純粋な想いというのはいつまでも大事に持っているべきだと思います。
そうしないと、自分が生きてるのか死んでるのかわからなくなるから。
今までに見たことのない真っ直ぐさがすごく良かった。
自分が傷ついたから怒る、自分の大切な人を傷つけたから怒る、その素直さが好きだった。
えっ
まだ読みたかったのもあるけど、最後には最大の痛快さがほしかった。
楽しく読ませてもらった作品
主人公の突拍子のない言動は非現実でありながらも、瞬間瞬間の人間の感情が上手に描かれていてどこか真実味を感じました。
前巻から続く、「天才の先輩」である
ベテランマンガ家・鏑木紫とついに全面対決。
なかなかに味わいのある決着だったなぁと思います。
そこからは、あちこちのキャラクターとの
「エピローグ」的エピソードが続く感じ。
一つひとつの関係が、響の「卒業」に向けて
しめくくられ、徐々に余韻が深まっていきます。
涼太郎との関係の行方や響の卒業後の活躍など、
もう少し先を見たかったな~という感はありつつ、
ほどよいところで幕が下りた印象でした。
いずれ、響が世界を振り回す姿も見たいですね(´ω`)。
ここ数巻、題材とキャラだけで引っ張るのがかなりしんどくなってきてたから、そろそろ引き時だったと思います。
内容的には☆4つだけど、慰労の意味も込めてプラス1。
最後までブレない響。
しかしマッチョおばさん漫画家鏑木紫、まさか響に負けないとは。
卒業式へと続く時の流れが美しい。
響が抗うものに、老いや変化は含まれていないのよな。
枯れた才能を持った大人とよく争いになってて、響との対比が秀逸。
変わってしまうものはあるけれど、自分が自分であることは変わらないというスタンスなので、未来に対してとても肯定的なんだよな。
前巻から続く、「天才の先輩」である
ベテランマンガ家・鏑木紫とついに全面対決。
なかなかに味わいのある決着だったなぁと思います。
そこからは、あちこちのキャラクターとの
「エピローグ」的エピソードが続く感じ。
一つひとつの関係が、響の「卒業」に向けて
しめくくられ、徐々に余韻が深まっていきます。
涼太郎との関係の行方や響の卒業後の活躍など、
もう少し先を見たかったな~という感はありつつ、
ほどよいところで幕が下りた印象でした。
いずれ、響が世界を振り回す姿も見たいですね(´ω`)。
前巻まで読んだ時、もう明らかに「仕舞い」に掛かっているのが見え見えで、流石に破天荒の天才を描いた作品も、作者は天才ではないので、セオリー通りに終わるかなと思った。
で、セオリー通りに終わった。
マンガ大賞受賞作は、一応目を通そう。
ということで読み始めた最初の頃の作品なので、気にはなる。
「小説家になる方法」ではなく、「文芸畑に天才が現れた時には何が起きるか」という話。
冒頭文芸誌の編集者が「何か今までのセオリーをぶち壊すような作家が現れたらジリ貧の文芸誌の未来は変わるのに(例えば太宰治みたいな)」という意味のことを呟く。
「太宰治」には同意出来ないが、その言葉に期待して読みつないで来た。
しかし残念ながら普通の「天才系」マンガだった。
編集者の斜め上をいく話を描いたら面白いのでそのまま通したら映画化までして成功したという典型。
一度も、直木賞芥川賞同時受賞の作品の「文章そのもの」は出ないで終わった(←当たり前だわな)。
周りの大人の右往左往を比較的リアルに描いて、現代日本のマスコミが如何に青少年の個性を潰すのか、ということを見事に見せたということだけが、この作品の価値だと思う。
今までに見たことのない真っ直ぐさがすごく良かった。
自分が傷ついたから怒る、自分の大切な人を傷つけたから怒る、その素直さが好きだった。
小説書ける=作詞も、ってそんなにうまくいくかなあ。
イギリスでも響は響、なんでしょうね。
何があってもブレない姿は感じ取れましたが、最後の方は蹴り、暴力、ケンカのオンパレード。
収拾つかなくなって終わった感が否めないのは私だけ?
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
(Amazon紹介より)
決して己の信念を曲げず、自分がやりたいことや正しいと思うことを妨げる人間はぶん殴ってでも黙らせる…痛快です!
受け身で自分の考えがない自分にとって、とても憧れる人物像です。
側から見たら明らかな社会不適合者なので、お関わり合いにはなりたくないですが笑
周囲の意見を聞いたり合わせたり、気を遣ったりするのはとても素晴らしいことだと思いますが、それらに囚われない自分自身の正直な純粋な想いというのはいつまでも大事に持っているべきだと思います。
そうしないと、自分が生きてるのか死んでるのかわからなくなるから。
悪漢小説?
絵のほうはちと稚拙な印象でもそのほうがこの破天荒な漫画の印象をよみやすくしているのかもしれない。
絵は躍動感が無く、下手なのだが読みやすい。
小説家になる方法は提示されず、持って生まれた才能だけで、その才能がどこからきたのか、どのような小説なのかの説明が一切なかったが、さっくり読める良作ではある。
最後が一番つまんない。
だんだん喧嘩にも勝てなくなっても、変わらずのエゴイスト。
最初の勢いは良かったんだけどなぁ。
映画をみて速攻買った日はそんなに遠くないのにもう終わりとは…。
これで終わり?
すごく中途半端 打ち切り??
いやぁ、まさかのラストでした
読んでた
響は途中までがすごい良かった
ワクワクした
初めて漫画を読みましたが、すごく面白い作品でした。
日本の文芸界、出版業界や高校生活のことがよく分かりました。
また、日本人にとって高校時代が本当に中心的な役割を果たしていることを実感しました。
響自身がキャラクターとして面白いです。
彼女の行動力や乱暴な行為、ストレートな話し方の典型的な日本人のイメージとの対比を表していて笑えました。
何よりも彼女の「自分らしく生きる」というポリシーがモチベーションになります。
とてもおすすめな作品です。
あまり上手い終わり方とも思えないけど、まぁこんなものかな。
問題は次回作だけど、早期終了→講談社移籍になったりしないか不安。
響きの描いた小説がどんな素晴らしい作品だったのか、もう少し深い描写が欲しいなと思ったけれど、なかなかそれは難しいかな。
響という人となり、いつも暴力で物事を解決しているように見えたけれど、不思議とそれが嫌じゃなかった。
高圧的にも同情的にも見えないのは作者の描き方が良かったからだと思う。
売られた喧嘩は買うし絶対負けない、殴られたら殴り返すし興味のないことは知ろうともしない。
同じようにはなかなか生きられないけれど、凛としていてかっこいいし、悪くないと思う。
真似は出来ないが、心の中に一人響を持っていたいと思う。
楽しく読ませてもらった作品
主人公の突拍子のない言動は非現実でありながらも、瞬間瞬間の人間の感情が上手に描かれていてどこか真実味を感じました。
えっ
まだ読みたかったのもあるけど、最後には最大の痛快さがほしかった。
前巻まで読んだ時、もう明らかに「仕舞い」に掛かっているのが見え見えで、流石に破天荒の天才を描いた作品も、作者は天才ではないので、セオリー通りに終わるかなと思った。
で、セオリー通りに終わった。
マンガ大賞受賞作は、一応目を通そう。
ということで読み始めた最初の頃の作品なので、気にはなる。
「小説家になる方法」ではなく、「文芸畑に天才が現れた時には何が起きるか」という話。
冒頭文芸誌の編集者が「何か今までのセオリーをぶち壊すような作家が現れたらジリ貧の文芸誌の未来は変わるのに(例えば太宰治みたいな)」という意味のことを呟く。
「太宰治」には同意出来ないが、その言葉に期待して読みつないで来た。
しかし残念ながら普通の「天才系」マンガだった。
編集者の斜め上をいく話を描いたら面白いのでそのまま通したら映画化までして成功したという典型。
一度も、直木賞芥川賞同時受賞の作品の「文章そのもの」は出ないで終わった(←当たり前だわな)。
周りの大人の右往左往を比較的リアルに描いて、現代日本のマスコミが如何に青少年の個性を潰すのか、ということを見事に見せたということだけが、この作品の価値だと思う。
あまり上手い終わり方とも思えないけど、まぁこんなものかな。
問題は次回作だけど、早期終了→講談社移籍になったりしないか不安。
小説書ける=作詞も、ってそんなにうまくいくかなあ。
イギリスでも響は響、なんでしょうね。
何があってもブレない姿は感じ取れましたが、最後の方は蹴り、暴力、ケンカのオンパレード。
収拾つかなくなって終わった感が否めないのは私だけ?
前巻から続く、「天才の先輩」である
ベテランマンガ家・鏑木紫とついに全面対決。
なかなかに味わいのある決着だったなぁと思います。
そこからは、あちこちのキャラクターとの
「エピローグ」的エピソードが続く感じ。
一つひとつの関係が、響の「卒業」に向けて
しめくくられ、徐々に余韻が深まっていきます。
涼太郎との関係の行方や響の卒業後の活躍など、
もう少し先を見たかったな~という感はありつつ、
ほどよいところで幕が下りた印象でした。
いずれ、響が世界を振り回す姿も見たいですね(´ω`)。
卒業式へと続く時の流れが美しい。
響が抗うものに、老いや変化は含まれていないのよな。
枯れた才能を持った大人とよく争いになってて、響との対比が秀逸。
変わってしまうものはあるけれど、自分が自分であることは変わらないというスタンスなので、未来に対してとても肯定的なんだよな。
最後が一番つまんない。
だんだん喧嘩にも勝てなくなっても、変わらずのエゴイスト。
最初の勢いは良かったんだけどなぁ。
えっ
まだ読みたかったのもあるけど、最後には最大の痛快さがほしかった。
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
(Amazon紹介より)
決して己の信念を曲げず、自分がやりたいことや正しいと思うことを妨げる人間はぶん殴ってでも黙らせる…痛快です!
受け身で自分の考えがない自分にとって、とても憧れる人物像です。
側から見たら明らかな社会不適合者なので、お関わり合いにはなりたくないですが笑
周囲の意見を聞いたり合わせたり、気を遣ったりするのはとても素晴らしいことだと思いますが、それらに囚われない自分自身の正直な純粋な想いというのはいつまでも大事に持っているべきだと思います。
そうしないと、自分が生きてるのか死んでるのかわからなくなるから。
ここ数巻、題材とキャラだけで引っ張るのがかなりしんどくなってきてたから、そろそろ引き時だったと思います。
内容的には☆4つだけど、慰労の意味も込めてプラス1。
読んでた
響は途中までがすごい良かった
ワクワクした
絵は躍動感が無く、下手なのだが読みやすい。
小説家になる方法は提示されず、持って生まれた才能だけで、その才能がどこからきたのか、どのような小説なのかの説明が一切なかったが、さっくり読める良作ではある。
今までに見たことのない真っ直ぐさがすごく良かった。
自分が傷ついたから怒る、自分の大切な人を傷つけたから怒る、その素直さが好きだった。
初めて漫画を読みましたが、すごく面白い作品でした。
日本の文芸界、出版業界や高校生活のことがよく分かりました。
また、日本人にとって高校時代が本当に中心的な役割を果たしていることを実感しました。
響自身がキャラクターとして面白いです。
彼女の行動力や乱暴な行為、ストレートな話し方の典型的な日本人のイメージとの対比を表していて笑えました。
何よりも彼女の「自分らしく生きる」というポリシーがモチベーションになります。
とてもおすすめな作品です。
これで終わり?
すごく中途半端 打ち切り??
いやぁ、まさかのラストでした
最後までブレない響。
しかしマッチョおばさん漫画家鏑木紫、まさか響に負けないとは。
響きの描いた小説がどんな素晴らしい作品だったのか、もう少し深い描写が欲しいなと思ったけれど、なかなかそれは難しいかな。
響という人となり、いつも暴力で物事を解決しているように見えたけれど、不思議とそれが嫌じゃなかった。
高圧的にも同情的にも見えないのは作者の描き方が良かったからだと思う。
売られた喧嘩は買うし絶対負けない、殴られたら殴り返すし興味のないことは知ろうともしない。
同じようにはなかなか生きられないけれど、凛としていてかっこいいし、悪くないと思う。
真似は出来ないが、心の中に一人響を持っていたいと思う。
映画をみて速攻買った日はそんなに遠くないのにもう終わりとは…。
悪漢小説?
絵のほうはちと稚拙な印象でもそのほうがこの破天荒な漫画の印象をよみやすくしているのかもしれない。
楽しく読ませてもらった作品
主人公の突拍子のない言動は非現実でありながらも、瞬間瞬間の人間の感情が上手に描かれていてどこか真実味を感じました。
最後が一番つまんない。
だんだん喧嘩にも勝てなくなっても、変わらずのエゴイスト。
最初の勢いは良かったんだけどなぁ。
悪漢小説?
絵のほうはちと稚拙な印象でもそのほうがこの破天荒な漫画の印象をよみやすくしているのかもしれない。
楽しく読ませてもらった作品
主人公の突拍子のない言動は非現実でありながらも、瞬間瞬間の人間の感情が上手に描かれていてどこか真実味を感じました。
あまり上手い終わり方とも思えないけど、まぁこんなものかな。
問題は次回作だけど、早期終了→講談社移籍になったりしないか不安。
これで終わり?
すごく中途半端 打ち切り??
いやぁ、まさかのラストでした
小説書ける=作詞も、ってそんなにうまくいくかなあ。
イギリスでも響は響、なんでしょうね。
何があってもブレない姿は感じ取れましたが、最後の方は蹴り、暴力、ケンカのオンパレード。
収拾つかなくなって終わった感が否めないのは私だけ?
前巻から続く、「天才の先輩」である
ベテランマンガ家・鏑木紫とついに全面対決。
なかなかに味わいのある決着だったなぁと思います。
そこからは、あちこちのキャラクターとの
「エピローグ」的エピソードが続く感じ。
一つひとつの関係が、響の「卒業」に向けて
しめくくられ、徐々に余韻が深まっていきます。
涼太郎との関係の行方や響の卒業後の活躍など、
もう少し先を見たかったな~という感はありつつ、
ほどよいところで幕が下りた印象でした。
いずれ、響が世界を振り回す姿も見たいですね(´ω`)。
卒業式へと続く時の流れが美しい。
響が抗うものに、老いや変化は含まれていないのよな。
枯れた才能を持った大人とよく争いになってて、響との対比が秀逸。
変わってしまうものはあるけれど、自分が自分であることは変わらないというスタンスなので、未来に対してとても肯定的なんだよな。
響きの描いた小説がどんな素晴らしい作品だったのか、もう少し深い描写が欲しいなと思ったけれど、なかなかそれは難しいかな。
響という人となり、いつも暴力で物事を解決しているように見えたけれど、不思議とそれが嫌じゃなかった。
高圧的にも同情的にも見えないのは作者の描き方が良かったからだと思う。
売られた喧嘩は買うし絶対負けない、殴られたら殴り返すし興味のないことは知ろうともしない。
同じようにはなかなか生きられないけれど、凛としていてかっこいいし、悪くないと思う。
真似は出来ないが、心の中に一人響を持っていたいと思う。
ここ数巻、題材とキャラだけで引っ張るのがかなりしんどくなってきてたから、そろそろ引き時だったと思います。
内容的には☆4つだけど、慰労の意味も込めてプラス1。
絵は躍動感が無く、下手なのだが読みやすい。
小説家になる方法は提示されず、持って生まれた才能だけで、その才能がどこからきたのか、どのような小説なのかの説明が一切なかったが、さっくり読める良作ではある。
読んでた
響は途中までがすごい良かった
ワクワクした
今までに見たことのない真っ直ぐさがすごく良かった。
自分が傷ついたから怒る、自分の大切な人を傷つけたから怒る、その素直さが好きだった。
初めて漫画を読みましたが、すごく面白い作品でした。
日本の文芸界、出版業界や高校生活のことがよく分かりました。
また、日本人にとって高校時代が本当に中心的な役割を果たしていることを実感しました。
響自身がキャラクターとして面白いです。
彼女の行動力や乱暴な行為、ストレートな話し方の典型的な日本人のイメージとの対比を表していて笑えました。
何よりも彼女の「自分らしく生きる」というポリシーがモチベーションになります。
とてもおすすめな作品です。
えっ
まだ読みたかったのもあるけど、最後には最大の痛快さがほしかった。
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
(Amazon紹介より)
決して己の信念を曲げず、自分がやりたいことや正しいと思うことを妨げる人間はぶん殴ってでも黙らせる…痛快です!
受け身で自分の考えがない自分にとって、とても憧れる人物像です。
側から見たら明らかな社会不適合者なので、お関わり合いにはなりたくないですが笑
周囲の意見を聞いたり合わせたり、気を遣ったりするのはとても素晴らしいことだと思いますが、それらに囚われない自分自身の正直な純粋な想いというのはいつまでも大事に持っているべきだと思います。
そうしないと、自分が生きてるのか死んでるのかわからなくなるから。
映画をみて速攻買った日はそんなに遠くないのにもう終わりとは…。
最後までブレない響。
しかしマッチョおばさん漫画家鏑木紫、まさか響に負けないとは。
前巻まで読んだ時、もう明らかに「仕舞い」に掛かっているのが見え見えで、流石に破天荒の天才を描いた作品も、作者は天才ではないので、セオリー通りに終わるかなと思った。
で、セオリー通りに終わった。
マンガ大賞受賞作は、一応目を通そう。
ということで読み始めた最初の頃の作品なので、気にはなる。
「小説家になる方法」ではなく、「文芸畑に天才が現れた時には何が起きるか」という話。
冒頭文芸誌の編集者が「何か今までのセオリーをぶち壊すような作家が現れたらジリ貧の文芸誌の未来は変わるのに(例えば太宰治みたいな)」という意味のことを呟く。
「太宰治」には同意出来ないが、その言葉に期待して読みつないで来た。
しかし残念ながら普通の「天才系」マンガだった。
編集者の斜め上をいく話を描いたら面白いのでそのまま通したら映画化までして成功したという典型。
一度も、直木賞芥川賞同時受賞の作品の「文章そのもの」は出ないで終わった(←当たり前だわな)。
周りの大人の右往左往を比較的リアルに描いて、現代日本のマスコミが如何に青少年の個性を潰すのか、ということを見事に見せたということだけが、この作品の価値だと思う。
響きの描いた小説がどんな素晴らしい作品だったのか、もう少し深い描写が欲しいなと思ったけれど、なかなかそれは難しいかな。
響という人となり、いつも暴力で物事を解決しているように見えたけれど、不思議とそれが嫌じゃなかった。
高圧的にも同情的にも見えないのは作者の描き方が良かったからだと思う。
売られた喧嘩は買うし絶対負けない、殴られたら殴り返すし興味のないことは知ろうともしない。
同じようにはなかなか生きられないけれど、凛としていてかっこいいし、悪くないと思う。
真似は出来ないが、心の中に一人響を持っていたいと思う。
最後が一番つまんない。
だんだん喧嘩にも勝てなくなっても、変わらずのエゴイスト。
最初の勢いは良かったんだけどなぁ。
悪漢小説?
絵のほうはちと稚拙な印象でもそのほうがこの破天荒な漫画の印象をよみやすくしているのかもしれない。
楽しく読ませてもらった作品
主人公の突拍子のない言動は非現実でありながらも、瞬間瞬間の人間の感情が上手に描かれていてどこか真実味を感じました。
デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。
常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。
そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。
『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!
(Amazon紹介より)
決して己の信念を曲げず、自分がやりたいことや正しいと思うことを妨げる人間はぶん殴ってでも黙らせる…痛快です!
受け身で自分の考えがない自分にとって、とても憧れる人物像です。
側から見たら明らかな社会不適合者なので、お関わり合いにはなりたくないですが笑
周囲の意見を聞いたり合わせたり、気を遣ったりするのはとても素晴らしいことだと思いますが、それらに囚われない自分自身の正直な純粋な想いというのはいつまでも大事に持っているべきだと思います。
そうしないと、自分が生きてるのか死んでるのかわからなくなるから。
映画をみて速攻買った日はそんなに遠くないのにもう終わりとは…。
前巻まで読んだ時、もう明らかに「仕舞い」に掛かっているのが見え見えで、流石に破天荒の天才を描いた作品も、作者は天才ではないので、セオリー通りに終わるかなと思った。
で、セオリー通りに終わった。
マンガ大賞受賞作は、一応目を通そう。
ということで読み始めた最初の頃の作品なので、気にはなる。
「小説家になる方法」ではなく、「文芸畑に天才が現れた時には何が起きるか」という話。
冒頭文芸誌の編集者が「何か今までのセオリーをぶち壊すような作家が現れたらジリ貧の文芸誌の未来は変わるのに(例えば太宰治みたいな)」という意味のことを呟く。
「太宰治」には同意出来ないが、その言葉に期待して読みつないで来た。
しかし残念ながら普通の「天才系」マンガだった。
編集者の斜め上をいく話を描いたら面白いのでそのまま通したら映画化までして成功したという典型。
一度も、直木賞芥川賞同時受賞の作品の「文章そのもの」は出ないで終わった(←当たり前だわな)。
周りの大人の右往左往を比較的リアルに描いて、現代日本のマスコミが如何に青少年の個性を潰すのか、ということを見事に見せたということだけが、この作品の価値だと思う。
今までに見たことのない真っ直ぐさがすごく良かった。
自分が傷ついたから怒る、自分の大切な人を傷つけたから怒る、その素直さが好きだった。
読んでた
響は途中までがすごい良かった
ワクワクした
最後までブレない響。
しかしマッチョおばさん漫画家鏑木紫、まさか響に負けないとは。
前巻から続く、「天才の先輩」である
ベテランマンガ家・鏑木紫とついに全面対決。
なかなかに味わいのある決着だったなぁと思います。
そこからは、あちこちのキャラクターとの
「エピローグ」的エピソードが続く感じ。
一つひとつの関係が、響の「卒業」に向けて
しめくくられ、徐々に余韻が深まっていきます。
涼太郎との関係の行方や響の卒業後の活躍など、
もう少し先を見たかったな~という感はありつつ、
ほどよいところで幕が下りた印象でした。
いずれ、響が世界を振り回す姿も見たいですね(´ω`)。
初めて漫画を読みましたが、すごく面白い作品でした。
日本の文芸界、出版業界や高校生活のことがよく分かりました。
また、日本人にとって高校時代が本当に中心的な役割を果たしていることを実感しました。
響自身がキャラクターとして面白いです。
彼女の行動力や乱暴な行為、ストレートな話し方の典型的な日本人のイメージとの対比を表していて笑えました。
何よりも彼女の「自分らしく生きる」というポリシーがモチベーションになります。
とてもおすすめな作品です。
小説書ける=作詞も、ってそんなにうまくいくかなあ。
イギリスでも響は響、なんでしょうね。
何があってもブレない姿は感じ取れましたが、最後の方は蹴り、暴力、ケンカのオンパレード。
収拾つかなくなって終わった感が否めないのは私だけ?
あまり上手い終わり方とも思えないけど、まぁこんなものかな。
問題は次回作だけど、早期終了→講談社移籍になったりしないか不安。
ここ数巻、題材とキャラだけで引っ張るのがかなりしんどくなってきてたから、そろそろ引き時だったと思います。
内容的には☆4つだけど、慰労の意味も込めてプラス1。
絵は躍動感が無く、下手なのだが読みやすい。
小説家になる方法は提示されず、持って生まれた才能だけで、その才能がどこからきたのか、どのような小説なのかの説明が一切なかったが、さっくり読める良作ではある。
えっ
まだ読みたかったのもあるけど、最後には最大の痛快さがほしかった。
卒業式へと続く時の流れが美しい。
響が抗うものに、老いや変化は含まれていないのよな。
枯れた才能を持った大人とよく争いになってて、響との対比が秀逸。
変わってしまうものはあるけれど、自分が自分であることは変わらないというスタンスなので、未来に対してとても肯定的なんだよな。
これで終わり?
すごく中途半端 打ち切り??
いやぁ、まさかのラストでした