天才漫画家・田中圭一が、著名漫画家のご子息にインタビューをし、家族の生き方や、漫画の描き方などをその漫画家の筆致で描いた23名分をまとめた1冊です。
ぐるなびサイトの中の人気連載を丸ごとオールカラーでまとめました。
登場するご子息様、お嬢様は、以下の23名です。
ちばてつや先生のご子息様手塚治虫先生のお嬢様赤塚不二夫先生のお嬢様山本直樹先生のお嬢様西原理恵子先生のご子息様/お嬢様ジョージ秋山先生のご子息様江口寿史先生のお嬢様吉沢やすみ先生のご子息様池上遼一先生のお嬢様いがらしゆみこ先生のご子息様魔夜峰央先生のお嬢様ゆでたまご(中井義則)先生のご子息様中島徳博先生のご子息様上村一夫先生のお嬢様かわぐちかいじ先生のお嬢様矢口高雄先生のお嬢様諸星大二郎先生のご子息様石坂啓先生のご子息様平松伸二先生のご子息様相原コージ先生のご子息様うえやまとち先生のご子息様畑中純先生のお嬢様永野のりこ先生のお嬢様おもしろくて、ためになって、泣けて笑える漫画です。
田中圭一の「ペンと箸」

コメント
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
「食」にまつわるエピソードを披露していただく短編連作。
「食事」という要素を通して、各マンガ家さんの「親」としての姿、
またそんな「親」の姿を、ご子息方はどう見てきたのかが描かれます。
そこには、特殊なお仕事ながらの「家庭」「親子」の姿が…。
エピソードの感慨はもちろんながら、毎回そのマンガ家さんのテイストを
見事にトレースする田中圭一さんの画力にも注目です(^^)。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
サイバラ回、上村一夫回がツボだった。
ゲストによって紙質や印刷カラーが違うの、すぎょい。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
にもかかわらず、一つのエンターテイメントとして完成させていることがすごいと思います。
WEB連載で読んでいたので、単行本はうれしいけれど、もっと色々な人の話が読みたいとも思います。
食レポしながら漫画家を知る
そしてそれが何故親の思い出料理になるのかを取材し漫画家本人を想像する。
なかなかに面白い企画漫画だと思う。
作者は描く漫画家に合わせて絵タッチを変えて漫画家の描写に近い、模倣してその回を描いている。
取材と作風を合わせるなどを考えると大変だったろうなと思う作品だがその価値はあると思う。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
カラーで出してくれたのも嬉しい。
web連載の時より紙のほうがしっくりくるカンジ。
どの話もいいけど、吉沢やすみの回(語り手は息子さん)を読んだ後に、他誌の娘さん(大月悠祐子)作の父親談漫画を読んだ時はちょっとしんどかった。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
カラーで出してくれたのも嬉しい。
web連載の時より紙のほうがしっくりくるカンジ。
どの話もいいけど、吉沢やすみの回(語り手は息子さん)を読んだ後に、他誌の娘さん(大月悠祐子)作の父親談漫画を読んだ時はちょっとしんどかった。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
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本が好き!
のレビュー18冊目にして、2冊めの田中圭一登場。
「うつヌケ」ではあれこれ言ったけど、やっぱり好きなんだろうな…。
さて、この本は「いい話」が満載だ。
「いい話」嫌いの僕には鬼門だ、といいたいところだが、しかし実にいい(いい話だからね)。
漫画家の好物を、子どもに聞いてみる、という、まあそれだけの話なんだけど、田中圭一が、それぞれの漫画家の絵柄で毎回描き分けているのだ。
23組の漫画家親子(というか、主に子)が登場するが、甲乙つけがたい。
登場する人の選択もまたすごい。
ちばてつや
手塚治虫
赤塚不二夫
山本直樹(森山塔)
西原理恵子
ジョージ秋山
江口寿史
吉沢やすみ
池上遼一
いがらしゆみこ
魔夜峰央
ゆでたまご(中井義則)
中島徳博
上村一夫
かわぐちかいじ
矢口高雄
諸星大二郎
石坂啓
平松伸二
相原コージ
うえやまとち
畑中純
永野のりこ
相原コージと平松伸二と諸星大二郎と魔夜峰央と西原理恵子の絵を一人で描き分けるとか…なんじゃこりゃあ。
もちろんその他の人々も。
というわけで、絵だけでパロディ漫画然としていて、それもよいのだけど、問題は「いい話」の方だ。
漫画家の子どもに、親が好きだった料理を通じて思い出を語ってもらう、という形式で進むのだけど、どれもそれなりにドラマチックで、子ども自身は決して突き抜けていない人であっても、やはりその人の人生が垣間見えて、結局「いい話」になってしまうのだ。
ひょっとしたら「だから何?」となりそうな内容であっても、漫画家の持つネームバリューや背景や、そして何と言っても絵がその人のもの、ということでカバーされて、苦手な「いい話」が美味しくいただけるようになってしまっている。
西原理恵子の話とかスゲエのでぜひ読んでほしい。
いや、他にも諸星大二郎とか、スゲエ話たくさんあるんだけど。
ほんと甲乙つけがたい。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
「うつヌケ」に続き、「お下劣漫画家」田中圭一を見直してしまった。
有名な漫画家の家族を取材して、どんな食べものが好きか語ってもらい、それをその漫画家の絵柄で描くという、何重にもハードルの高そうな企画。
とにかく絵がうまい!
江口寿史とか矢口高雄、池上遼一といった画力の高い漫画家たちの絵を、本人そのままのタッチで再現していて、これにはまいった。
単に絵柄をまねるだけではなく、背景や構図、色の具合に至るまで細かく考えた末の出来上がりのようで、いやまあ、こうした絵を眺めるだけでも値打ちがある。
加えて、食べものの話から見えてくる、それぞれのドラマにぐっとくる。
ネット連載時に最も反響が大きかったという、吉沢やすみの回にはやはり泣けてしまった。
好きだったなあ「ど根性ガエル」。
大ヒットが出た後のギャグ漫画家の人生って本当に厳しいものだとあらためて思う。
23人の漫画家が登場するが、どの人も味わい深い。
おそらく一番似ている度合いが低いのが、仲良しの西原理恵子だっていうのがおかしい。
他の本の対談で言ってたとおり、田中圭一は線がきれいなんだよね。
サイバラの線は天才だとも言える。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
まず田中先生の正確な絵柄コピーが凄い。
お馴染みの手塚先生タッチはもとい、西原理恵子先生から池上遼一先生まで漫画家のエピソードごとにすべてその人のタッチで描き上げてしまう見事さ。
(その秘訣は巻末のあとがきで)
そして、それぞれの漫画家さんと子どもさんたちの食事を通した親子の絆の深さが、その人の絵柄で綴られるからまた心に沁みる。
仲の良い親子もあれば、紆余曲折を経てより深く心を通じ会わせた姿もあり、読んでいてとても心が暖まる一冊です。
私のお奨めエピソードは赤塚不二夫先生と上村一夫先生、畑中純先生のエピソードです。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
素晴らしいインタビューにくわえて
その上 田中圭一先生の
画力がすごい!
ほろりとしたエピソードの数々に感激します
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
漫画家、家族、グルメ。
息子に「鵬(とも)」と名付けるあたり、諸星大二郎のセンスに納得。
諸星大二郎の回、上村一夫の回は紙質を変えるというテクニック。
レジェンド漫画家もすごいし、田中圭一もすごい。
次はネットで時々見ていた「若ゲのいたり」も本で読みたい。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
マンガ家さんの好物から描く家族の話。
もう~何よホントに…この本よすぎる!
田中圭一先生がその漫画家さんの絵のタッチで描いているのですが…
もうね、どれもその漫画家先生が描いている感じの
特徴をよくつかんだ絵なんですよ~。
くぅ~!
すごすぎる。
そんな絵で、家族しか知らないエピソードを語られたら…
ホロリですよ!
ホロリ!
かわぐちかいじ先生の回は泣いた!
他にも中島徳博先生とかの回も必見!
あと個人的に好きなのは諸星大二郎先生が実物の人物だったってことがわかって(ってすみません!
魑魅魍魎かと思ってたので)よかった~。
でもこんな本ができるのはやはり田中圭一先生の腕だわ~。
イヤ~ホントにすごいです。
永久保存版にしたいぐらいこの本、好き!
食レポしながら漫画家を知る
そしてそれが何故親の思い出料理になるのかを取材し漫画家本人を想像する。
なかなかに面白い企画漫画だと思う。
作者は描く漫画家に合わせて絵タッチを変えて漫画家の描写に近い、模倣してその回を描いている。
取材と作風を合わせるなどを考えると大変だったろうなと思う作品だがその価値はあると思う。
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッ
漫画家、家族、グルメ。
息子に「鵬(とも)」と名付けるあたり、諸星大二郎のセンスに納得。
諸星大二郎の回、上村一夫の回は紙質を変えるというテクニック。
レジェンド漫画家もすごいし、田中圭一もすごい。
次はネットで時々見ていた「若ゲのいたり」も本で読みたい。