頼之の目的、丸川町の七夕祭りの謎、失踪した教授、ナン丸の超能力、すべての謎は丸神山の山頂でつながっていた！
再び丸神の里へ現れた頼之だったが、すでにその足取りは警察につかまれ、特殊部隊に囲まれることとなり、町は多くに犠牲者が生み出される惨状と化した。
だが実は頼之は丸神の里の領主。
里の者はたちは警察に協力することを拒んだが、ついに現れた丸神教授のとりなしによって、頼之逮捕に協力することになったのだった。
すべては里を守るために--。
すべての謎が明かされる大伝奇ロマン、完結！
七夕の国
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コメント
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
驚き面白い
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
驚き面白い
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
完結
好きな作品。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
驚き面白い
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
完結
好きな作品。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
驚き面白い
完結
好きな作品。
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
完結
好きな作品。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
驚き面白い
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
驚き面白い
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
完結
好きな作品。
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
驚き面白い
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
完結
好きな作品。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
ナン丸は、かつてないほど、平凡な主人公だったけど、憎めないいいやつ。
頼之さん悲しいな～
マンガってわかっているんだけど、妙にリアリティがあり、とても完成度が高いマンガだと思う。
「寄生獣」と「ヒストリエ」の間にはさまれて存在感が薄いけど、これもまた面白い。
歴史とSFと謎解きの組み合わせで、一気に読ませる。
岩明均はやはりすごい。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象（これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂）を受ける名著。
伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
基本の題材は「超能力ＳＦ」と「伝奇」。
これらの，単独では「目新しくはない」題材を組み合わせて，「こうくるのか！
」と唸らされる新しさと，時代に合ったリアリティをもったストーリーを創り上げ，切れ味良く語っている。
話の内容では，次のような世界観に対して，とくに共感が持てた； 世の中には，ある物事を「わかる人」と「わからない人」が存在しており，また，わかる・わからないに関わらず，その物事に対する素質を「持つ人」と「持たない人」が存在する。
したがって合計４種類の人間がいることになるが，それらは互いに，なかなか理解し合えない。
とくに，「わからないが素質のある人間」と「素質はないがわかる人間」のすれ違いはシビアである。
ちなみに今回の主人公は「わからないが素質のある人間」。
同著者の「寄生獣」があまりにも有名であるために，この作品はあまり目立っていない感じがするが（現に2008年現在，再版されていない），それはほんとうに勿体無い。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。
山奥の部落に伝わるモノを消失させる謎の力と、知らずにその力を持ち就職に生かせないかと卑近な悩みにつなげる末裔の大学生。
SFと文化人類学を重ねあわせ、伏線をはり巡らせたうえで最後にあらわれる地図は壮観。
後書きで、地図の発想から話を組み立てたと知り物語の生み出し方の断片を知った気がした。
『寄生獣』しか読んだことはないがいずれも背景に無駄な音が流れない淡々とした展開が素晴らしさを高めている。
これに遺伝子とかが加わると完璧？）になるかと思ったが、逆に個人のレベルでまとまったのがよい。
南丸の視点。
寄生獣とはまた違った世界観のある作品です。
ナンマル君のキャラが結構好き。
ユルいけど、良い事言うｗ
岩明氏は、括りとかあって狭い方が、生きるかなぁ、と。
驚き面白い
雰囲気がいい
謎が謎を呼ぶ序盤の展開から徐々に明かされていく秘密などストーリー運びが上手い。