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セシルの女王

6人目の王妃は誰だ――!
1542年、2月――ロンドン塔のタワー・グリーン。
大人たちの都合で祭り上げられ、わずか17歳にして’5番目の王妃’となった少女が、ただ恋人を愛したばかりに裁かれ、数多の血を吸い込んだ断頭台に上ろうとしていた。
「私がお前のために祈ろう」庶子であり、無力な7歳のエリザベスの言葉は、彼女の魂を救うのか。
それから半年後。
22歳になったウィリアム・セシルは、父王であるヘンリー8世の存命中に、エリザベスの王位継承権復活を目指す。
「あの王はいつも女で動く」目的遂行のため、助言を得たセシルが目指したのは、’6番目の王妃’の擁立だった――!
第二章’王妃交代劇編’クライマックス!

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コメント

  1. 匿名 より:

    命すら保証されていない環境だからこそキャラクターの生き方や考え方が光り輝いている気がする。
    常に話の山場があって見せ方もすごく上手いと感じる。