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セシルの女王

繰り返される王妃交代劇の行方は!
1540年、6月――政敵ノーフォーク公(トマス・ハワード)に陥れられ、失脚した稀代の政治家トマス・クロムウェル。
ウィリアム・セシルが師と仰ぐ彼の処刑が迫る中、4番目の王妃アン・オブ・クレーフェは、王の愛人であるキャサリン・ハワードに、ある密約を持ちかける。
一方、6歳になったエリザベスは、幼くして王族に生まれた孤独を知っていた。
「俺に使わせてください。
ヘンリー8世の娘として生まれた、あなたの運命を」「俺はあなたの、もうひとつの魂〈スピリット〉になりたいのです」血よりも、恋よりも濃い誓いを申し出たウィリアムに、エリザベスの答えとは!
船頭を失い、混迷していく政治。
不信感を募らせ、暴走を始める王。
時代の荒波と周囲の思惑に翻弄されながらも、自らの道を見定めようとする女たちの姿を見届けよ―ー!

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