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四次元世界

▼第1話/ヤンの生きた世界▼第2話/未完成▼第3話/第3生命帯▼第4話/新世界はむらさきの空▼第5話/ヒミコの矢▼第6話/電話▼第7話/幽霊世界▼第8話/わが愛の幻影▼第9話/無限世界のヤン▼第10話/みどりの国のマーヤ▼第11話/さらば生命の時▼第12話/サレルヤの森▼第13話/蛍の青い火▼第14話/幻想世界のアム▼第15話/140万光年の沈黙▼第16話/インパールの雪▼第17話/古本屋古本堂▼第18話/緑の環▼第19話/ブーメラン▼第20話/枯木霊歌▼第21話/グリーンインセクター▼第22話/海軍拳銃1851▼第23話/衛星2連独房▼第24話/狂詩曲第五番▼第25話/無限軌道1997 ●あらすじ/太陽に飲み込まれる寸前に、地球を脱出してきた者たちが住む惑星でのこと。
祖父と洞窟に住むヤクは、壁に絵を描いて暮らしている。
彼は力が弱く、他の男たちのように狩りをすることができない。
そして彼の絵のモデルになっていたマヤは、そんな彼に愛想を尽かして、強い男ムウに従って旅に出ていってしまう。
弱肉強食の世界が始まったのだ(第4話)。
▼売れない絵描きをしている蜜蜂のヤンは、家のそばで美しいカゲロウのレアがうずくまっているのを見つけ、休ませることにする。
ヤンは光り輝くような彼女に惚れてしまい、「いつまでもここにいていいよ」とまで言うのだが、金色に輝く身体を持つロロが迎えに来ると、彼女はヤンを捨てて出ていってしまうのだった。
「あなたは自分の世界を持っている。
私達には目に見えるものだけしか持ち合わせがない」という言葉を残して…(第9話)。

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コメント

  1. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    実は、松本零士は短編のほうが向いているのでは無いかと思わせる一冊。
    松本零士度合いが通常の3割り増しくらいに感じる。
  2. phtcdwさん より:
    四次元世界

    松本零士の数多くあるSF短編集の中でも、この一冊が一番好きです。

    表紙絵は味気ないですが、どの作品も素晴らしいです。

  3. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    松本 零士の初期の作品。

    これ、2巻本として小学館文庫から出ていて、小学校時代に古本市でこの本の2巻だけを購入していました。

    その頃、松本 零士は、わたしにとっては、「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の松本 零士でした。
    あと、もうちょっとマニアックなことをいうと、「宇宙海賊キャプテンハーロック」と「1000年女王」と「クイーンエメラルダス」の松本 零士でした。

    つまり、アニメとマンガが、まだ自分のなかで未分化だった時代ですね。

    松本 零士は、その時代、1番色っぽい絵をかくマンガ家さんでした。

    ワープのときに、森 雪が、なぜかヌードになってしまったり、メーテルが意味もなくお風呂に入ったりと……。
    そのあたりは、強烈な印象を残しています(笑)

    まあ、そのころから、松本 零士は、けっこうアダルトよりの作品を発表していたはずです。

    で、わたしが初めて読んだアダルトな松本 零士が、この「四次元世界」の2巻目だったわけです。

    だから、わたしは基本的にこの本をドキドキしながら、エロ本として読んでいた記憶があります(爆)
    でも、今読むと、それほどではないな……時代というものなんでしょう。
    きっと、昔の方が、わたしも想像力も、妄想力もあったんだと思います。

    その後、友だちが、同じ松本 零士の「大不倫伝」なんてのを購入したりして、これは手に入らなくてうらやましかったのを覚えています。

    マニアな人間には、マニアな友ですな。

    さて、今回読み返してみた(前半部は、今回が初めてです)、四次元世界ですが、そのエッチな部分以外も、けっこう覚えていて、影響をうけているのを思い知らされました。

    そういえば、今も昔も、わたしの理想の男の中の男は、大山 トチローでした。

    というか、松本 零士、改めて、この時代から、全然かわっていないのだなあ。
    今にして思うと、わたしが松本 零士のどこに惹かれたのか、惹かれているのかが、とってもよくわかってしまいました。

    前半にたくさんある昆虫ものは、ひたすら好きなものをかいている感じがします。

    今と比べると、コンプレックスがむき出しの作品です。
    でも、小学生から中学生にかけての思春期のわたしにとっては、容姿の問題とか、そういったコンプレックスは、ものすごく深刻な重要な問題でした。

    そして、今に見ていろという思い。

    まあ、よく考えてみたら、松本 零士のかくキャラクターたちは、なんのかんのといって(最終的にはふられるにせよ)、けっこう女の子に優しくしてもらったり、つきあったりしているので、実は、その頃の私にとっては仲間ではなくだまされていたのですが(笑)

    でも、そのコンプレックスを内にためて、がんばっていくというのは、やっぱりものすごく共感が出来る物語だったのです。

    あと、「古本屋古本堂」の主人公とかは、今でも完璧に自分のことではないかと思ってしまいます。
    この物語に影響されて、今の自分がではあがっているのかもしれない。

    「枯木霊歌」のドクロが歌う歌は、曲をつけて自分で歌っていました。
    読んで思い出したら、今でも歌えた!

    こう思うと、エッチ以外の部分でも(今回、読み返して意外とエッチのシーンが少なかったのは先に書いたとおりですが)、このお話たちが、ものすごく好きだったのがよくわかります。

    次は、幻の「大不倫伝」が読みたいなぁ。

  4. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    松本 零士の初期の作品。

    これ、2巻本として小学館文庫から出ていて、小学校時代に古本市でこの本の2巻だけを購入していました。

    その頃、松本 零士は、わたしにとっては、「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の松本 零士でした。
    あと、もうちょっとマニアックなことをいうと、「宇宙海賊キャプテンハーロック」と「1000年女王」と「クイーンエメラルダス」の松本 零士でした。

    つまり、アニメとマンガが、まだ自分のなかで未分化だった時代ですね。

    松本 零士は、その時代、1番色っぽい絵をかくマンガ家さんでした。

    ワープのときに、森 雪が、なぜかヌードになってしまったり、メーテルが意味もなくお風呂に入ったりと……。
    そのあたりは、強烈な印象を残しています(笑)

    まあ、そのころから、松本 零士は、けっこうアダルトよりの作品を発表していたはずです。

    で、わたしが初めて読んだアダルトな松本 零士が、この「四次元世界」の2巻目だったわけです。

    だから、わたしは基本的にこの本をドキドキしながら、エロ本として読んでいた記憶があります(爆)
    でも、今読むと、それほどではないな……時代というものなんでしょう。
    きっと、昔の方が、わたしも想像力も、妄想力もあったんだと思います。

    その後、友だちが、同じ松本 零士の「大不倫伝」なんてのを購入したりして、これは手に入らなくてうらやましかったのを覚えています。

    マニアな人間には、マニアな友ですな。

    さて、今回読み返してみた(前半部は、今回が初めてです)、四次元世界ですが、そのエッチな部分以外も、けっこう覚えていて、影響をうけているのを思い知らされました。

    そういえば、今も昔も、わたしの理想の男の中の男は、大山 トチローでした。

    というか、松本 零士、改めて、この時代から、全然かわっていないのだなあ。
    今にして思うと、わたしが松本 零士のどこに惹かれたのか、惹かれているのかが、とってもよくわかってしまいました。

    前半にたくさんある昆虫ものは、ひたすら好きなものをかいている感じがします。

    今と比べると、コンプレックスがむき出しの作品です。
    でも、小学生から中学生にかけての思春期のわたしにとっては、容姿の問題とか、そういったコンプレックスは、ものすごく深刻な重要な問題でした。

    そして、今に見ていろという思い。

    まあ、よく考えてみたら、松本 零士のかくキャラクターたちは、なんのかんのといって(最終的にはふられるにせよ)、けっこう女の子に優しくしてもらったり、つきあったりしているので、実は、その頃の私にとっては仲間ではなくだまされていたのですが(笑)

    でも、そのコンプレックスを内にためて、がんばっていくというのは、やっぱりものすごく共感が出来る物語だったのです。

    あと、「古本屋古本堂」の主人公とかは、今でも完璧に自分のことではないかと思ってしまいます。
    この物語に影響されて、今の自分がではあがっているのかもしれない。

    「枯木霊歌」のドクロが歌う歌は、曲をつけて自分で歌っていました。
    読んで思い出したら、今でも歌えた!

    こう思うと、エッチ以外の部分でも(今回、読み返して意外とエッチのシーンが少なかったのは先に書いたとおりですが)、このお話たちが、ものすごく好きだったのがよくわかります。

    次は、幻の「大不倫伝」が読みたいなぁ。

  5. phtcdwさん より:
    四次元世界

    松本零士の数多くあるSF短編集の中でも、この一冊が一番好きです。

    表紙絵は味気ないですが、どの作品も素晴らしいです。

  6. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    松本 零士の初期の作品。

    これ、2巻本として小学館文庫から出ていて、小学校時代に古本市でこの本の2巻だけを購入していました。

    その頃、松本 零士は、わたしにとっては、「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の松本 零士でした。
    あと、もうちょっとマニアックなことをいうと、「宇宙海賊キャプテンハーロック」と「1000年女王」と「クイーンエメラルダス」の松本 零士でした。

    つまり、アニメとマンガが、まだ自分のなかで未分化だった時代ですね。

    松本 零士は、その時代、1番色っぽい絵をかくマンガ家さんでした。

    ワープのときに、森 雪が、なぜかヌードになってしまったり、メーテルが意味もなくお風呂に入ったりと……。
    そのあたりは、強烈な印象を残しています(笑)

    まあ、そのころから、松本 零士は、けっこうアダルトよりの作品を発表していたはずです。

    で、わたしが初めて読んだアダルトな松本 零士が、この「四次元世界」の2巻目だったわけです。

    だから、わたしは基本的にこの本をドキドキしながら、エロ本として読んでいた記憶があります(爆)
    でも、今読むと、それほどではないな……時代というものなんでしょう。
    きっと、昔の方が、わたしも想像力も、妄想力もあったんだと思います。

    その後、友だちが、同じ松本 零士の「大不倫伝」なんてのを購入したりして、これは手に入らなくてうらやましかったのを覚えています。

    マニアな人間には、マニアな友ですな。

    さて、今回読み返してみた(前半部は、今回が初めてです)、四次元世界ですが、そのエッチな部分以外も、けっこう覚えていて、影響をうけているのを思い知らされました。

    そういえば、今も昔も、わたしの理想の男の中の男は、大山 トチローでした。

    というか、松本 零士、改めて、この時代から、全然かわっていないのだなあ。
    今にして思うと、わたしが松本 零士のどこに惹かれたのか、惹かれているのかが、とってもよくわかってしまいました。

    前半にたくさんある昆虫ものは、ひたすら好きなものをかいている感じがします。

    今と比べると、コンプレックスがむき出しの作品です。
    でも、小学生から中学生にかけての思春期のわたしにとっては、容姿の問題とか、そういったコンプレックスは、ものすごく深刻な重要な問題でした。

    そして、今に見ていろという思い。

    まあ、よく考えてみたら、松本 零士のかくキャラクターたちは、なんのかんのといって(最終的にはふられるにせよ)、けっこう女の子に優しくしてもらったり、つきあったりしているので、実は、その頃の私にとっては仲間ではなくだまされていたのですが(笑)

    でも、そのコンプレックスを内にためて、がんばっていくというのは、やっぱりものすごく共感が出来る物語だったのです。

    あと、「古本屋古本堂」の主人公とかは、今でも完璧に自分のことではないかと思ってしまいます。
    この物語に影響されて、今の自分がではあがっているのかもしれない。

    「枯木霊歌」のドクロが歌う歌は、曲をつけて自分で歌っていました。
    読んで思い出したら、今でも歌えた!

    こう思うと、エッチ以外の部分でも(今回、読み返して意外とエッチのシーンが少なかったのは先に書いたとおりですが)、このお話たちが、ものすごく好きだったのがよくわかります。

    次は、幻の「大不倫伝」が読みたいなぁ。

  7. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    実は、松本零士は短編のほうが向いているのでは無いかと思わせる一冊。
    松本零士度合いが通常の3割り増しくらいに感じる。
  8. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    実は、松本零士は短編のほうが向いているのでは無いかと思わせる一冊。
    松本零士度合いが通常の3割り増しくらいに感じる。
  9. phtcdwさん より:
    四次元世界

    松本零士の数多くあるSF短編集の中でも、この一冊が一番好きです。

    表紙絵は味気ないですが、どの作品も素晴らしいです。

  10. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    実は、松本零士は短編のほうが向いているのでは無いかと思わせる一冊。
    松本零士度合いが通常の3割り増しくらいに感じる。
  11. phtcdwさん より:
    四次元世界

    松本零士の数多くあるSF短編集の中でも、この一冊が一番好きです。

    表紙絵は味気ないですが、どの作品も素晴らしいです。

  12. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    松本 零士の初期の作品。

    これ、2巻本として小学館文庫から出ていて、小学校時代に古本市でこの本の2巻だけを購入していました。

    その頃、松本 零士は、わたしにとっては、「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の松本 零士でした。
    あと、もうちょっとマニアックなことをいうと、「宇宙海賊キャプテンハーロック」と「1000年女王」と「クイーンエメラルダス」の松本 零士でした。

    つまり、アニメとマンガが、まだ自分のなかで未分化だった時代ですね。

    松本 零士は、その時代、1番色っぽい絵をかくマンガ家さんでした。

    ワープのときに、森 雪が、なぜかヌードになってしまったり、メーテルが意味もなくお風呂に入ったりと……。
    そのあたりは、強烈な印象を残しています(笑)

    まあ、そのころから、松本 零士は、けっこうアダルトよりの作品を発表していたはずです。

    で、わたしが初めて読んだアダルトな松本 零士が、この「四次元世界」の2巻目だったわけです。

    だから、わたしは基本的にこの本をドキドキしながら、エロ本として読んでいた記憶があります(爆)
    でも、今読むと、それほどではないな……時代というものなんでしょう。
    きっと、昔の方が、わたしも想像力も、妄想力もあったんだと思います。

    その後、友だちが、同じ松本 零士の「大不倫伝」なんてのを購入したりして、これは手に入らなくてうらやましかったのを覚えています。

    マニアな人間には、マニアな友ですな。

    さて、今回読み返してみた(前半部は、今回が初めてです)、四次元世界ですが、そのエッチな部分以外も、けっこう覚えていて、影響をうけているのを思い知らされました。

    そういえば、今も昔も、わたしの理想の男の中の男は、大山 トチローでした。

    というか、松本 零士、改めて、この時代から、全然かわっていないのだなあ。
    今にして思うと、わたしが松本 零士のどこに惹かれたのか、惹かれているのかが、とってもよくわかってしまいました。

    前半にたくさんある昆虫ものは、ひたすら好きなものをかいている感じがします。

    今と比べると、コンプレックスがむき出しの作品です。
    でも、小学生から中学生にかけての思春期のわたしにとっては、容姿の問題とか、そういったコンプレックスは、ものすごく深刻な重要な問題でした。

    そして、今に見ていろという思い。

    まあ、よく考えてみたら、松本 零士のかくキャラクターたちは、なんのかんのといって(最終的にはふられるにせよ)、けっこう女の子に優しくしてもらったり、つきあったりしているので、実は、その頃の私にとっては仲間ではなくだまされていたのですが(笑)

    でも、そのコンプレックスを内にためて、がんばっていくというのは、やっぱりものすごく共感が出来る物語だったのです。

    あと、「古本屋古本堂」の主人公とかは、今でも完璧に自分のことではないかと思ってしまいます。
    この物語に影響されて、今の自分がではあがっているのかもしれない。

    「枯木霊歌」のドクロが歌う歌は、曲をつけて自分で歌っていました。
    読んで思い出したら、今でも歌えた!

    こう思うと、エッチ以外の部分でも(今回、読み返して意外とエッチのシーンが少なかったのは先に書いたとおりですが)、このお話たちが、ものすごく好きだったのがよくわかります。

    次は、幻の「大不倫伝」が読みたいなぁ。

  13. phtcdwさん より:
    四次元世界

    松本零士の数多くあるSF短編集の中でも、この一冊が一番好きです。

    表紙絵は味気ないですが、どの作品も素晴らしいです。

  14. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    実は、松本零士は短編のほうが向いているのでは無いかと思わせる一冊。
    松本零士度合いが通常の3割り増しくらいに感じる。
  15. 匿名 より:
    四次元世界 (小学館文庫)

    松本 零士の初期の作品。

    これ、2巻本として小学館文庫から出ていて、小学校時代に古本市でこの本の2巻だけを購入していました。

    その頃、松本 零士は、わたしにとっては、「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の松本 零士でした。
    あと、もうちょっとマニアックなことをいうと、「宇宙海賊キャプテンハーロック」と「1000年女王」と「クイーンエメラルダス」の松本 零士でした。

    つまり、アニメとマンガが、まだ自分のなかで未分化だった時代ですね。

    松本 零士は、その時代、1番色っぽい絵をかくマンガ家さんでした。

    ワープのときに、森 雪が、なぜかヌードになってしまったり、メーテルが意味もなくお風呂に入ったりと……。
    そのあたりは、強烈な印象を残しています(笑)

    まあ、そのころから、松本 零士は、けっこうアダルトよりの作品を発表していたはずです。

    で、わたしが初めて読んだアダルトな松本 零士が、この「四次元世界」の2巻目だったわけです。

    だから、わたしは基本的にこの本をドキドキしながら、エロ本として読んでいた記憶があります(爆)
    でも、今読むと、それほどではないな……時代というものなんでしょう。
    きっと、昔の方が、わたしも想像力も、妄想力もあったんだと思います。

    その後、友だちが、同じ松本 零士の「大不倫伝」なんてのを購入したりして、これは手に入らなくてうらやましかったのを覚えています。

    マニアな人間には、マニアな友ですな。

    さて、今回読み返してみた(前半部は、今回が初めてです)、四次元世界ですが、そのエッチな部分以外も、けっこう覚えていて、影響をうけているのを思い知らされました。

    そういえば、今も昔も、わたしの理想の男の中の男は、大山 トチローでした。

    というか、松本 零士、改めて、この時代から、全然かわっていないのだなあ。
    今にして思うと、わたしが松本 零士のどこに惹かれたのか、惹かれているのかが、とってもよくわかってしまいました。

    前半にたくさんある昆虫ものは、ひたすら好きなものをかいている感じがします。

    今と比べると、コンプレックスがむき出しの作品です。
    でも、小学生から中学生にかけての思春期のわたしにとっては、容姿の問題とか、そういったコンプレックスは、ものすごく深刻な重要な問題でした。

    そして、今に見ていろという思い。

    まあ、よく考えてみたら、松本 零士のかくキャラクターたちは、なんのかんのといって(最終的にはふられるにせよ)、けっこう女の子に優しくしてもらったり、つきあったりしているので、実は、その頃の私にとっては仲間ではなくだまされていたのですが(笑)

    でも、そのコンプレックスを内にためて、がんばっていくというのは、やっぱりものすごく共感が出来る物語だったのです。

    あと、「古本屋古本堂」の主人公とかは、今でも完璧に自分のことではないかと思ってしまいます。
    この物語に影響されて、今の自分がではあがっているのかもしれない。

    「枯木霊歌」のドクロが歌う歌は、曲をつけて自分で歌っていました。
    読んで思い出したら、今でも歌えた!

    こう思うと、エッチ以外の部分でも(今回、読み返して意外とエッチのシーンが少なかったのは先に書いたとおりですが)、このお話たちが、ものすごく好きだったのがよくわかります。

    次は、幻の「大不倫伝」が読みたいなぁ。