雪祈が小さな頃から目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」での大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていたその時――――――――――――――――――大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!
BLUE GIANT

雪祈が小さな頃から目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」での大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていたその時――――――――――――――――――大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!
コメント
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
安易に流れた感ありやなぁ、ちょっと残念です。
でも才能の残酷な差をあからさまに描いとりますなぁ、このマンガ。
そう、最善を尽くしても実現する可能性はかなり低いんですわ、現実は。
でも皆それを受け止められるのは、結局自分が最善を尽くしたか?というところに帰ってくる。
うーん、良いマンガです。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
涙が出て止まらない。
https://www.freeml.com/bl/12798349/971614/
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
雪祈が日本を飛び出すまでのスートーリー。
楽器は全然できないし、ジャズのことも全く知らないけれど、楽器を演奏したくなり、ジャズを聴きたくなる漫画でした。
主人公の未来に期待をいただき、友人たちの思いに心揺さぶられる作品でした。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
ウソ…
と思わず声に出してしまいました
JASSにとって今までで一番の岐路です
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
まだまだと思っていた。
だって9巻まで読んでいて、彼らはまだ外国にも行っていない。
地元の「師匠」の巻末インタビューさえも登場していない。
まだまだ登場するべき人物は、10人は下らないから、あと10巻ぐらいは続くだろう。
76話「FIRE WALTZ」はあまりにも突然だ。
私はページをめくるのを已めた。
今、だから、そのままにしている。
暫くページをめくる勇気が持てない。
そしたら、裏表紙を見たら、完結となっていた。
それはないだろ?少し混乱している。
確かに主人公「大」の成功は約束されていた。
ジャズマンは、一生同じバンドではやらない。
いつか雪折のインタビューページがくるのだと思っていた。
そうか、ジャズマンガなのだ。
最後までホントの「音」は聴けない。
少し落ち着いてくる。
想像で、私たちはまっすぐな彼らの人生を、頭の中で組み立てる。
まっすぐ自分の力を信じて頑張る若者を、このマンガで、信じてやるべきなのだ。
雪折は死んだわけじゃない。
ページをめくろう。
そしてめくり始めた。
思った通りだった。
ここまで見てきた私の眼は狂っていなかった。
そして、最後のインタビューはやはり、まさかの、あの「師匠」だった。
そして連載はなんと続くらしい。
「ブルージャイアント シュプリーム」だという。
前回の感想で私は、「漫画大賞の候補になっているけど、大賞を獲るにはまだ早い。
まだ彼らは18歳だけど、早く海外に飛翔させたい。
」と書いた。
間違っていた。
マンガ大賞は、対象作品が8巻位内だったのだ。
前回が数少ないチャンスだったのである。
これは私の推測に過ぎないけど、10巻でいったん締めて、再出発したのは(ソー・ブルーのデビューで日本で大評判を呼ぶ前にあの事故があったのは)、宮本大を無名のままに海外に行かせて、そこでシュプリーム(最高)にさせたい、ひいては次こそマンガ大賞一位を獲らせたいためだったためではないかと思うのである。
もしそうだとしても、私はあざといとは思わない。
あの事故はあざとくはなかった。
あの事故が無くても、私は雪折が死ぬのではないかと一巻前から微かに予感していたのである。
若者たちの真っ直ぐな夢への実現。
その煌めきを、音のない音楽マンガで、私たちは見る。
これからも。
2017年5月12日読了
五感に響く作品だと思う
主人公のサックスに対する熱量すごい。
グイグイ引き込まれるし、紙面から熱気や音、汗や涙、暑さや寒さまでがじわりと伝わってきて心がふるえる。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
主人公・大は目指してきた舞台に立ち、さらに別れと旅立ちの時を迎える。
予想された展開と、予想外のドラマがあり、
思わず鳥肌が立つようなページもたくさんある。
聞く人の想像を越える、越えようとするのがジャズであるなら、
この漫画はまさにジャズ漫画。
常に、読者に勝負を挑むようなテンションに満ちている。
それは最終巻でも変わらない。
主人公は安易な感傷には足を取られずに、
ドライすぎると感じるほどに前進を続ける。
それは作者も同じだ。
サイドストーリーだって、豊かに描ける実力のある作者なのだけど、
そこには決して逃げない。
挑戦と実験をやめたら、ジャズじゃなくなる。
ジャズを描いた漫画ではなく、
ジャズであろうとしている漫画、の第1部が終わる。
と、同時に海外編の第1巻も同時発売。
とことん攻めている。
編集サイドも。
その野心と才能と純粋さで、どこまでも行けや。
主人公と作者にそうエールを送りたくなる最終巻だ。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
雪祈が日本を飛び出すまでのスートーリー。
楽器は全然できないし、ジャズのことも全く知らないけれど、楽器を演奏したくなり、ジャズを聴きたくなる漫画でした。
主人公の未来に期待をいただき、友人たちの思いに心揺さぶられる作品でした。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
ジョン・コルトレーンではなくロリンズに憧れた理由を、ここでは描いていない。
ジャズジャイアントの名前や名盤もサラッと出て来るけど、それらに対しての情報(薀蓄)が一切書かれていないことにも物足りなさを感じた。
描こうと思ったら、もっとマニアックな内容にもなり得たはずだし、そうした内容を期待して購入したのだが.....。
まだ続くようなので今後に期待したい。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
私もこうありたい、と強く思いました。
ライブシーンはいつも圧巻で、パワフルな音が聞こえてくるようです。
出国ゲートを出た大の一歩先が、とても楽しみです。
海外、行きたくなったなあ。
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
内臓を、ひっくり返してやる。
何一つ、悔いのないよう。
ボクシングみてえに瞬間瞬間に打ち出すソロはずっと憧れてきたし惚れてる。
でも俺は考えて練って、その結果感じて、それから一つ一つ紡ぐ音作りも好きなんだって分かりました。
右腕を残せるか切断になるか分からないって。
意味のあるライブだった… 大は一日も止まっちゃいけない奴、だろ? 俺が行ったのは、アメリカ東部ボストンにある、「バークリー」って音大だ 青色巨星 広瀬川 俺達最高だったな?? もしかしたら、俺が一番のファンだ。
あいつはまだまだ青い
BLUE GIANT (10) (ビッグコミックススペシャル)
「BLUE GAIANT」の10巻の紹介文はこうです。
雪祈が小さなころから目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」で大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていた。
その時・・・
大達の日本での奮闘と成長のBG(ブルージャイアント)完結巻!
***
待ちに待った第10巻だったが、その期待に十分応えてくれる内容だった。
紹介文には「雪祈は、全身全霊で演奏しようとする」とあるが、「そういう考えてやった結果」という次元のものではなく、すべてがぶっ飛んで、著者の表現でいうなら「内臓がひっくり返って」、その結果として全身全霊の演奏となったというような、、、そいうストーリーだった。
その雪祈の演奏シーンも感動だが、その後の展開も、完結巻としては感動を与えてくれる。
ネタバレになるので、これ以上は控えます。
完結ということは、ひとまず終わりということで、その続きは「BLUE GAINT SUPREME」の第1巻に引き継がれていく。
主人公のサックス奏者の大のステージが日本から世界へ変わるということですね。
日本での第一幕が、10巻で完結し、そして次なるステージはSUPREMEを目指すということなのでしょうか。
「BLUE GAINT」は「マンガから音が聞こえる」という評がなされているようだが、大のサックスのボリュームはすさまじく、頭がぐらつくほどです(というような感じがします)。